トレイルランナー 鏑木 毅(群馬県出身)
2009年世界最高峰のウルトラトレイルレース「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(通称UTMB、3カ国周回、走距離166km)」にて世界3位。また、同年、全米最高峰のトレイルレース「ウエスタンステイツ100マイルズ」で準優勝、48歳で南米パタゴニアでのウルトラ・フィオルドにて準優勝。56歳となる現在も世界レベルのトレイルランニングレースでの挑戦を続けている。
著書に「アルプスを越えろ!激走100マイル(新潮社)」「トレイルランニング入門(岩波書店)」、「トレイルランナー鏑木毅(ランナーズ)」、「トレイルランニング(エイ出版)」、「全国トレイルランコースガイド(エイ出版)」「トレイルランニング~入門からレースまで~(岩波書店)」、「富士山一周レースができるまで~山と渓谷社:共著~」、「低糖質&抗酸化ランニングのすすめ~実務教育出版:共著~」「究極の持久力(ディスカバー21)」、「やり遂げる技術~実務教育出版~」、「鏑木メソッド~山と渓谷社〜」、「MINDSET50~歳ゼロからの世界挑戦~:三栄」、「50歳で100km走る~生き物としての力を取り戻せ!:扶桑社」などがある。
2009年のウルトラトレイル・デュ・モンブランでの世界3位はNHKドキュメンタリー番組(DVD「激走モンブラン」)となり、日本でのトレイルランニングの盛り上がりの大きなきっかけとなった。
2011年11月に観光庁スポーツ観光マイスターに任命される。
現在は競技者の傍ら、講演会、講習会、レースディレクターなど国内でのトレイルランニングの普及にも力を注ぐ。アジア初の本格的100マイルトレイルレースであり、UTMBの世界初の姉妹レースであるウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)の大会会長を務める。また自らがプロデュースしたトレイルレース「神流マウンテンラン&ウォーク」は2012年に過疎地域自立活性化優良事例として総務大臣賞を受賞、疲弊した山村地域の振興、地域に埋もれた古道の再生など地域を盛り上げるモデルケースとなっている。
2022年より上記の経験や知識を関西大学客員教授として若い世代にも伝えている。
【戦歴】
■2008年 UTMB 4位
THE NORTH FACE エンヂュランス・チャレンジ・チャンピオンシップ・サンフランシスコ 3位
■2009年 UTMB 3位
ウエスタンステイツ100マイルズ 準優勝
THE NORTH FACE エンデュランス・チャレンジ100北京 優勝
■2010年 THE NORTH FACE エンデュランス・チャレンジ100北京優勝(2連覇)
■2011年 UTMB 7位
ウエスタンステイツ100マイルズ 5位
Swiss alpine Davos 3位
Oxfam Trailwalker 香港 準優勝
■2012年 UTMB 10位
■2013年 BIG HORN 100(アメリカ・ワイオミング州)優勝
■2014年 Hard Rock 100(アメリカ・コロラド州)6位
■2015年 THE NORTH FACE 100台湾 準優勝
■2016年 URTLA FIORD 準優勝
■2019年 「NEVER」プロジェクトにて50歳で再びUTMB挑戦。125位
■2023年 SEOUL100 14位
【受賞および役職】
■2011年 観光庁スポーツ観光マイスター
※トレイルランナーとしてははじめて
■2012年 第25回ランナーズ賞受賞
※トレイルランニングでの評価としてははじめて
■2014年 東京都自然公園ルール策定委員会 委員
■2015年 ITRA(国際トレイルランニング協会)理事就任 ※日本人初
■2017年 日本トレイルランナーズ協会会長就任
■2022年 関西大学客員教授就任
以上
【協賛企業】
■「THE NORTH FACE」、「GONTEX」、「アスタビータ」、「ESS」